2つの比率を比べるときは、ふつうの2標本比率の式を使います。このページの数字はすべてそこから出てきます。n = (zα/2 + zβ)² × [p₁(1−p₁) + p₂(1−p₂)] ÷ (p₂ − p₁)²。慣例的な設定、つまり両側5%有意水準なので zα/2 = 1.96、検出力80%なので zβ = 0.84 とすると、先頭の定数は 2.8² = 7.84 になります。
どの項も、データを集める前に自分で決めるものです。p₁ は出発点の比率で、当てずっぽうではなく実測します。p₂ は検出できるようにしたい比率で、これはビジネス上の判断です。次の四半期に何へ投資するかを変えるだけの、最小の改善幅のことです。δ = p₂ − p₁ はその差で、小数で書きます。そして n は各期間の観測数で、1観測は1本のプロンプトを1つのエンジンで1回実行することです。
1行だけ手で計算しておけば、残りは検算できます。30%から40%へ:0.30 × 0.70 = 0.21、これに 0.40 × 0.60 = 0.24 を足して合計 0.45、7.84 を掛けると 3.528、δ² = 0.01 で割ると 352.8 です。つまり前に353件、後に353件の観測です。
ここまでに AI 検索に固有のものは1つもありません。二値の結果を比べるときの算術そのものであり、上の版は流通している2つのうち小さいほうです。ほとんどの計算機が回すのは Casagrande、Pike、Smith の連続性補正版で、そちらはより大きい n を返します。ですからこのページの数字はすべて下限として読んでください。6 1つの比率の精度と、2つの比率の差の検出は別の計算です。前者に合わせて大きさを決めたパネルは、後者には決まって小さすぎます。精度に合わせたサイズ決めは、プロンプトリサーチのパネルの規模で扱っています。